吉川 一彰YOSHIKAWA KAZUAKI
理学療法士 / 全国認定整体師制度 主宰 / Primary Body Care 代表
長野県出身。母の勧めでリハビリテーションの道に進み、千葉・最成病院での臨床、東京・瑞江整形外科の立ち上げ参画を経て、米国カイザーパーマネントリハビリテーションセンター、ドイツで国際認定PNFアシスタントインストラクター課程を修了(当時日本人5名)。整形外科時代に延べ8万人の患者を診ながら、理学療法士専門学校で10年以上教鞭を執る。
「症状の出ている場所と、本当の原因の場所は一致しないことがほとんど」――この信念のもと、2017年に Primary Body Care を東京・久が原で開業。保険適用外の自費診療であえて「原因追求型」の整体院として展開し、現在は麻布・成城を含む3院体制。医師・歯科医師・看護師・現役アスリートから推薦を受け、全国の整体師が技術指導を学びに来る業界の権威となる。
「マッサージで気持ちよくなるだけでは、体は根本的には変わらない」――この姿勢を業界全体に広げるべく、認定整体師制度を主宰。本メディア KARADA は、そのメソッドを社会に共有する場として、吉川自身の監修のもとに運営されている。
- 臨床歴
- 20年
- 施術件数
- 80,000件
- 教員歴
- 10年以上
01
「リハビリには、人を治す力がある」
高校生時代 / 母とのリハビリセンター見学
母は薬剤師として地域の病院に勤めていた。「人に直接関わるリハビリテーションの仕事の方が、あなたには向いていそう」――その勧めで母の病院に併設されたリハビリセンターを見学したとき、一人の患者と出会う。スノーボード中の事故で頚髄を損傷した若い男性。それでも前を向き、「リハビリをがんばれば、良くなれるから」と微笑む姿に衝撃を受けた。
その帰り道、進路は決まっていた。多摩リハビリテーション学院に進学。理学療法士の国家資格を取得し、千葉・最成病院での臨床経験を経て、東京・瑞江整形外科の立ち上げに参画する。
02
「1ヶ月前に治療してくれていたら」
整形外科時代 / 開業を決めた患者の一言
瑞江整形外科では、計10年で延べ8万人の患者を診た。米国カイザーパーマネントリハビリテーションセンターでPNFを学び、ドイツで国際認定アシスタントインストラクター課程を修了。当時、日本人で同課程を修了したのはわずか5名。並行して理学療法士専門学校で10年以上、教員として後進を育てた。
転機は、ある患者の一言だった。「ひどい症状ではないが、念のため診てほしい」と来院した方が、医師の判断で処置を見合わせられ、1ヶ月後に悪化して再来院した。その人は言った。「あの時、吉川先生が治療してくれていたら、こんなにひどくならなかったのに」――この一言は、深く胸に刺さった。
医師の判断がなければ、理学療法士は予防的な治療すらできない。「症状が悪くなる前に、自分の判断で関われる環境を作れないか」。2017年4月、東京・久が原に Primary Body Care を開業する。
03
「気持ちよくなるだけでは、体は変わらない」
独立後 / 認定整体師制度の主宰へ
保険適用外の自費診療。当時の整体院は低価格帯が主流だった中で、初回 5,500 円という相場より高い料金設定で出発する。「価格以上の価値を、きちんと提供できる」という確信があった。「高い理由はどこにあるのか」と興味本位で来た患者が、症状の根本を理解し、再発しない体づくりまで一緒に設計する経験を持って帰っていく。開院から1年経たないうちに、紹介だけで予約が埋まる状態になっていた。
麻布・成城を含む3院体制まで広がる中で、新たな課題が見えてくる。「マッサージで気持ちよくなるだけでは、体は根本的には変わらない」――この姿勢を、自院だけでなく業界全体に広げないと意味がない。原因追求型の整体を体系化し、認定試験を通じて全国の整体師に技術指導をする「認定整体師制度」が立ち上がった。
本メディア KARADA は、その吉川式メソッドを、整体院を探す側の方々にも届ける場として、本人の監修のもとに運営されている。
整体は、医療と暮らしの間にある「予防」の領域を担うべき存在だと考えています。痛みが出てから病院に駆け込む前に、症状の根本に手を当てて、再発しない体に整える。この役割を、業界全体で担えるレベルに引き上げていきたい。
現在、理学療法士・作業療法士の業界組合設立に4年をかけて取り組んでおり、2026年末の東京都認可番号取得を目指しています。これまで両職には組合がなく、医師会や看護師協会のような連携組織を持ちませんでした。組合があれば、災害時の組織的な治療提供、若手治療家の独立支援、そして現状では自費でしか提供できない治療を保険適用に近づけていく交渉の土台が作れます。
質の高い治療を、より少ない負担で。KARADA という整体メディアも、その大きな構想の一部です。整体院を探している方が「本物に出会える場」を作ること。それが、本サイトを監修している理由です。